響く鈴の音!甘寧とは!?

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皆さん、こんにちは!こんばんは!うまぽよです🐴✨

今回もご覧いただきまして、誠にありがとうございます!

さて、本日は海賊上がりで腕が立つ、呉の猛将をご紹介いたします!その生涯を一緒に学んで、人生のヒントを見つけていきましょう!

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「鈴の甘寧たぁ、俺のことよ!かかってきな!」

英雄名

甘寧(かんねい)字:興覇(こうは)

生 涯

甘寧の生年は不明ですが、益州(現在の重慶市)が出身地であるようです。

若いときから喧嘩っ早いものの、困難に立ち向かい、仁義を重んじる心を持っていました。荒くれ者たちを集めてその頭領となり、海賊まがいに暴れまわっていましたが、ある時学問に興味をもつと書物を読み猛勉強。海賊からは足を洗って、文武に長けた武将に成長しました。

甘寧は、始め中国大陸中央部の荊州を治めていた劉表のもとへと身を寄せますが、方向性の違いから(バンドかw)重用されず、不満を抱えることになります。そうした中にありながら、甘寧の味方になってくれる蘇飛(そひ)という武将がおりました。蘇飛は甘寧の才能を認めていたので、活躍しても冷遇される彼を気の毒に思っていました。ある時、蘇飛は甘寧に対して「人生とは有限のもの。大きな志を持って君を重用してくれる主君に出会うべきだ」という助言を行いました。それを聴いた甘寧は劉表のもとを去り、知勇兼備の武将:呂蒙の推薦を受け、孫権への仕官を果たすのでした。真の主君に巡り合った甘寧は、ここから大活躍をしていくこととなります。

孫権に会うと、甘寧は天下を平定するための策を堂々と披露しました。武力だけではなく頭も回る甘寧を、孫権は大変気に入り信頼しました。

その信頼に応えるべく、甘寧は戦場で次々と敵軍を撃ち破っていきました。その中でかつて自分に助言をしてくれた蘇飛が敵軍の将として捕まってくると、甘寧は孫権に頭を下げて助命を請い、その恩に報いました。

208年、”赤壁の戦い”では覇王:曹操軍を破る策の一翼を担って活躍。その途中で兵力差5倍の敵軍に囲まれピンチに陥るも、焦ることなく耐え続けて味方を呼び出し、逆に敵軍を撤退させることに成功しています。

215年、再び曹操が侵攻をかけてきました。その数なんと40万(多すぎぃぃぃ( ;∀;))!普通これだけの大軍を相手にするとなれば、震えあがって何もできなくなってしまいそうですが、甘寧は違いました。すぐさま精鋭100人を集めると敵軍に夜襲をかけて突撃、散々に暴れまわって数多の首級をあげました。更に部下は全員生存させるという神業をやってのけるのでした(な、なにいいい!?( ゚Д゚))。孫権はその功績を称えて褒美を与え、「他国にも勇将は何人かいるが、私には甘寧がいる。それで釣り合いが取れているのだ」と自慢しました。

その後も他勢力との戦いにおいて、攻守に優れた活躍をみせた甘寧でしたが、体は病に侵されており、志半ばで亡くなってしまいました。

エピソード

・甘寧の荒っぽい性格は生涯治ることはありませんでしたが、快活で味方の士気を上げることに長けていたため、彼のもとには多くの優秀な人材が集まったといわれています。

・100人で曹操軍に夜襲をかける前、怖気づく部下に対して「俺すら死を覚悟しているのに何を恐れることがあるのか!」と喝を入れ、自ら酒をふるまって励ましたといわれています。

・甘寧は武器の扱いにも長けており、敵から大量の弓矢を浴びせられた時には、鉄の鎖を用いてこれを防いだといわれています。

・甘寧は、荒くれ者時代から着物に鈴をつけて動いていたことから「鈴の甘寧」の異名を持っています。また、100人で曹操軍に進軍した時には、同士討ちを防ぐため味方全員の頭にガチョウの飾り物をつけて暴れたといわれています(パフォーマーかな?w)。

・三国志演義では、劉表配下の時には殺めてしまった武将の息子から恨まれるも和解するエピソードが追加されていることに加えて、敵の矢を受けて戦死するという最期を迎えています。

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私 見

抜群の胆力と統率力を併せ持つ甘寧は、前回の張遼と同じく真に仕える主君に出会ってから大活躍した武将であることが改めてわかりました。また、鈴をつけて戦場に赴くその姿は、日本の戦国武将である仙石権兵衛とも被っているようにも感じました。

甘寧の長所は、

・勇気があり、思いついた作戦を堂々と実行できること。

・恩義を忘れず、部下を励ますことも上手いこと。

短所は、

・短気で荒っぽく、殺人を好むこと。

・真の主君に出会うまで不遇であること。

こんなところでしょうか。強烈な短所を持つ甘寧ですが、主君の前で堂々と夢を語ったり、戦場では部下を励ましながら、自らが先頭をきって突撃するその姿は間違いなく勇者であったと思います。その活躍ができたのも、仕えるべき主君に出会ったからこそ。つくづく人生において、「ご縁」がいかに重要かが分かりますね!

さて、いかがだったでしょうか。皆さんの人生に役立つことはありましたか?

この記事を読んでいただいた方に幸福が訪れますように!!

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