味方も恐れされる名将!張郃とは!?

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皆さん、こんにちは!こんばんは!うまぽよです🐴✨

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さて、今回はその巧みな戦術から、敵味方両方から恐れられた魏の名将をご紹介いたします!その生涯を一緒に学んで、人生のヒントを見つけていきましょう!

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「今こそ勝機!一気呵成に攻め立てよ!」

英雄名

張郃(チョウコウ) 字:儁乂(シュンガイ)

生 涯(???~231年)

魏の名将として名高い張郃は、冀州(現在の河北省)に生まれました。漢の皇帝の威信が地に落ちて、張角率いる黄巾党と呼ばれる過激派が各地で暴れまわるようになると、その討伐に参加しました。

その後、名族である袁紹の下に仕えることとなりました。

袁紹と曹操が互いに中原の覇者となるべく衝突した「官渡の戦い」では、曹操軍に兵糧庫を見破られて急襲を受けました。袁紹軍は大軍であり、兵糧が尽きればまともに戦は出来ません。

張郃は「兵糧庫の守りが薄いので、主力を向かわせるべきです」と進言しましたが、袁紹には聞き入れられず、結果として袁紹軍は惨敗してしまいます。その後も張郃の進言は物事の核心をついてるにもかかわらず受け入れられることはなく、逆に裏切りを疑われる事態に。

身の危険を感じた張郃は、それまで戦っていた曹操の下に降ります。曹操は張郃の心情をくみ取り「愚かな主人に仕えて命を散らすものもいる。君のように優秀な人物が来てくれるとは」と喜んで迎え入れました。

その後は今までの不遇が嘘のように、数々の戦で張郃は功績を挙げていきます。張郃の軍は統率と機動力に優れており、各地の敵対する豪族たちを次々と駆逐していきました。

そんな中、「赤壁の戦い」で劉備・孫権連合軍に曹操は大敗し、稀代の天才軍師:諸葛孔明の策略によって天下三分(曹操・孫権・劉備)が成立してしまいす。曹操の宿敵である劉備は大陸西部:蜀の地を本拠として虎視眈々と曹操の領地を狙っていました。

曹操と劉備の国境には”漢中”という地があり、ここを如何に抑えるかで、勝敗が決します。その時の漢中は、他の豪族が統治していましたが、張郃は素早く進軍してこれを撃破。劉備からの侵攻を防ぐ軍を配置しました。

劉備も黙っているわけではなく、すぐさま漢中奪還に向けて自ら軍を動かしました。張郃は勇猛に戦い相手の猛攻を防いでいましたが、途中で一緒に漢中を守っていた歴戦の将:夏侯淵が戦死してしまうアクシデントに見舞われてしまいます。

軍中には動揺が広がりましたが、味方の将軍たちから「張郃将軍は、国家の名将であり劉備も恐れる男。自分たちの大将になっていただきたい」との声を受け、それを承諾しました。

劉備も張郃が漢中守備の大将となったことを聞くと、敢えてそれ以上侵攻することはなくなりました。

それからも蜀と呉、それぞれに睨みをきかせていた張郃でしたが、しばらくすると諸葛孔明が軍を率いて北上してきました。張郃はこれを迎撃すべく戦場に向かい、敵陣をじっくりと観察しました。

敵将は孔明の愛弟子である馬謖(ばしょく)といい、優秀な人物でしたが実戦経験が少なかったためか、孔明の助言を無視して高い場所に陣を張っていました。

それを確認した張郃は、素早く陣の周囲を固めて水と食料の補給路を断つと、併せて怒涛の進撃を開始、敵を散々に撃ち破ります。この活躍に味方は大歓声を送り、敵将馬謖は逃げ帰ったものの孔明からその責任を問われて処刑されました(この時の、孔明が愛弟子を泣く泣く処刑したことから、三国志の中でも有名な「泣いて馬謖を斬る」という言葉が生まれました)。

それからも孔明が侵攻してくるたびに防ぎ切った張郃でしたが、231年の迎撃戦において矢を受け戦死してしまいました。

エピソード

・張郃は、目まぐるしく変わる戦場の状況において臨機応変に動くことが可能、また土地ごとの地形を的確にとらえて戦略を構築することが得意でありました。

・武将でありながら、儒教を好み学んでいました。

・蜀の将兵らに最も恐れられた人物であり、味方である名参謀:司馬懿にすら警戒されるほどの戦術と用兵術をもっていたとされています。

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私 見

優れた戦術眼をもって数々の功績を立ててきた張郃の生き様は、まさに戦人と呼べるものでしょう。しかし、曹操に仕えたからこそ張郃の優れた能力が存分に発揮されたことを考えると、ずっと袁紹に仕えなくて良かったなと思いますねw

張郃の長所は、

・緊急事態に陥っても冷静に物事を考えられること。

・武力だけでなく、学業もしっかりと行っていたこと。

短所は、

・周りの忠告をたまに聞かないことがあること。

こんなところでしょうか。人生一人では生きていけないとはよく言われますが、誰と出会い、誰と付き合っていくのかをしっかりと見極めていかなくてはいけないと、今回記事を作成して思った次第でございます。

さて、いかがだったでしょうか。皆さんの人生に役立つことはありましたか?

この記事を読んだ方に幸福が訪れますように!!







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