学んで活かそう!孫子の兵法⑧

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皆さん、こんにちは!こんばんは!うまぽよです!

今日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます!!

さて、今回もビジネスや日常生活に活かせる孫子の兵法を一緒に学んで、人生のヒントを見つけていきましょう!(^^♪

 

 

 

織田信長:信長の野望シリーズ

「情報を知らぬは罪。常に己を磨くのだ。」

考案者

孫子(そんし)

説 明

①「戦いとは、相手を欺く行為である。よって、戦う能力があってもないように見せかけ、作戦や戦略を用いるときには、それらを使わないように見せかけるのだ。相手の近くにいるときには、遠くにいるように見せかけ、遠くにいるときは近くにいるように見せかける必要がある。そして、相手が有利だと思わせ、誘い出しから罠にかけ、混乱に乗じてこれを撃破するのである。」

<現代では?>

おそらく、孫子の兵法を現代に活かす上で、一番誤解を生みやすい一節だと感じます。そのまま捉えてしまえば、「戦い=騙しあい」となってしまい、自分が勝つためならば手段を選ばなくても良いと解釈できてしまうからです。その解釈は正しくもあり、間違いでもあります。

注意しておかなければならないのは、これは2500年前に書かれたもので、戦場での命のやり取りが一般的であった時代であるということです。実際の戦場において、自分のプライドや信用といった綺麗事だけでどれだけの人が生き残っていけるのでしょうか。人の命はゲームのようにリセットボタンがあるわけでもなく、死んだらそこで終わりです。そのような現実に対処すべき兵法であったことを忘れてはいけないのです。

ここで孫子が言いたいのは、敵味方ともに一番被害が出るのは、お互いが真正面からぶつかり合う全面戦争の時であり、それを避けるために「欺く行為=知恵を巡らせる」ことが必要だということです。つまり、知恵を使うことで、無駄な戦いを避け、被害を最小限にできるよと説いているわけです。

では本題。現代へ応用するとどうでしょう?「相手を欺く」という所を「相手の期待を超え、且つ良い意味で裏切る」と解釈してみましょう。

例えば、ビジネスシーンにおいて。
あなたが、上司から「この仕事、どれくらいでできる?」と訊かれたとき、まず普通にできそうな日を設定しましょう「5日でできます。」と。それを受け取ったら、普段より少しスピードを上げてこなします。そして、設定日より短い時間で上司へ報告「出来ました!(ここに周りの人からのチェックもあればさらに良い)」。あなたは、上司の5日という期待を見事に超えていったのです!(^_-)-☆

これだけではなく、競合との差別化を図ることも同じです。お客様の立場に立って、どうしたことを自分や自社が行えば、お客様に嬉しい驚きを与えることができるのか。そうした目線を持つことこそが重要なのです。

また、日常生活にも使えます。パートナーや家族の方、仲間に対して、特別な日でなくても何かプレゼント等を仕掛けてみる。相手側が特に期待していない日に、こちらから嬉しい喜びを届けることができますよね!(*´▽`*)

要するに、相手にサプライスを与えることで、良い意味で相手を裏切ることが重要!ということですね!!

 

②「相手と戦をして100戦100勝したところで、それは最善の策とはいえないのである。実際の戦をしないで相手を屈服させることこそが、最善の策であるのだ。」

<現代では?>

兵法というと、相手との戦に全勝してこそ本領発揮!と言いたくなりますが、実際は「相手と戦うことなく、降伏や同盟を求めてくるのであれば、それこそが一番の勝利である」と説いているのです。どんなに小さい敵でも戦ってしまえば多少なり被害は出てしまいますからね。そんな状況で更に他から攻められてきたら・・・苦戦は必須でしょう。

これを現代のビジネスシーンと照らし合わせてみましょう。競合相手と値引きや値下げ競争で激しく戦った場合、商品やサービスの質も一緒に低下する等、お互いが消耗し合うことになりかねません。孫子は「利益のない戦いをしてはならない」そう教えているのですね。

じゃあ、具体的にはどうするか。ここでは、自社の取り扱っている商品やサービスが、お客様にどういった影響や価値を与えているのかを判断していきましょう。扱っているのは単に商品やサービスだけではないはずです。それを通して何を相手に提供しているのか。そうしたことを深く考えて「自社の事業領域がもつ機能を定義する」ことを行い、競合が少ない分野に挑戦していく「戦略」を組み立てていくのです。

もっと具体的に言えば、自社が食品を扱っていた場合、食品以外の効果は何か考えるのです。食品を受け取ったお客様へ提供できるのは「健康」?「美容」?「手軽さ」?等々。。。それを考えたら、その中で未だ競合が少ない部分はどこ?と知恵を絞っていくということですね。

そうして自社の商品価値を確立すればどうでしょう。まさに「競合と戦わずして勝つ」ことの応用となりませんか?

要するに、相手と戦わずに勝つことこそベストである!ということですね!

私たちの人生も敵を作ったり、戦ったりすることではなく、自分の進むべき道を見つけて切り開いていくことこそが最善の策といえましょう!

今日はここまで!皆さんの人生に役立つことはありましたか?

この記事を読んでいただいた方に幸福が訪れますように!!







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