皆さん、こんにちは!こんばんは!うまぽよです!!
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さて、今回も現代まで語り継がれる兵法書:孫子の兵法を一緒に学んで、仕事や生活でのあらゆるシーンに活かし、豊かな人生への助けといたしましょう!
「我が兵法と学びについてこれるか!」
考案者
孫子
説 明
①「千里(約4,000km)という、はるか遠くに遠征しても疲れが少ないのは、敵軍のいない場所を進むからである。攻撃して必ず勝つことができるのは、敵が守っていないところを攻めからである。」
<現代では?>
「敵がいないところを進んで快適。敵が守ってないところを攻めて勝てる。」いやいや、孫子先生。当たり前のことをおっしゃいますな、という意見が出てきそうな兵法ですね。
しかしながら、その当たり前に勝てるということこそが、孫子の兵法のポイントなのです!
敵がいない場所を進軍すれば、疲れこともなく、また敵が守備していない場所を攻めることで必ず勝てるというこの戦略をビジネスシーンに活かすとどうでしょうか。差別化戦略、ニッチ(すき間)戦略等々がこれにあたると思いませんか?
例えば、大手の競合企業は手間がかかり且つ大きな利益の出ないものに関しては手を出しにくいという傾向にあります。その部分に、中小企業である自分達が自社努力を通じて商品を開発、ある程度の売上を出せると考え動いていく。大手と中小企業が同程度の売上金額でも相対的にみれば全体の売上比率が変化してくるわけですね。
つまり、競合企業が良いとわかっても取り組みづらい領域を的確に分析してそこを攻めれば、相手はその領域を守備していないわけですから、容易に勝つことができるというわけです!
要するに、的確な情報収集を行い、敵のいないところを狙って勝ち取るという「勝てる当たり前」を意図的に作り出しましょうということです!!
②「古くからの戦上手というのは、敵の前衛と後衛の連携を断ち、大部隊と小部隊が協力し合わないようにし、身分が高い者と低い者とが支援しあわないようにし、上官と下官とが助け合わないように仕向けている。」
<現代では?>
これをもっと簡単に言えば「昔から戦の上手い人は、敵の内部を分裂させ、反目させるようにして、敵の組織を弱体化させてから攻撃をかけるようにしたものだ。」ということです。
逆に考えてみましょう。味方側が、協力体制なくケンカばかりして、バラバラな状態では、相手に勝つことができないということです。
これは、ビジネスにおいても、学校生活においても当てはまりますよね。
例えば、ビジネスシーンで社員の仲が悪く、意見も通り辛いような雰囲気がその会社にあれば、社員のパフォーマンスを十分に活かすことができず、会社が大きな利益を出すことは不可能でしょう。
また、学校生活において、クラスの仲が悪く、お互いを思いやる気持ちがなければ、体育祭等せっかくの楽しいイベントがあっても、クラス全員が良い思い出はできませんね。
要するに、職場や生活において、周囲の人が協力し合う良い雰囲気を作り出すのがとても重要である。内なる敵をつくってはいけないということですね!