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さて、今回は三国志中で最も民に恐れられた暴虐王をご紹介いたします!その生涯を一緒に学んで、人生のヒントを見つけていきましょう!一部胸くそ悪くなるかもしれませんので注意です!
董卓:コーエーテクモゲームス
「儂に逆らうは、天下に逆らうと同じよ!」
英雄名
董卓(とうたく) 字:仲穎(ちゅうえい)
生 涯(???~192年)
後に稀代の暴君として世に知られることになる董卓は、大陸北西部の涼州(りょうしゅう)に生を受けました。若い頃から武勇に優れ、特に腕力は常人離れしていて馬を走らせながら利き手に限らず弓を引けるほどでありました。また、面子にこだわり、人前では自分の器が大きいように見せていました。
成長して軍を率いるようになると、主に異民族や賊の討伐で活躍しました。董卓は負け戦はあるものの、用兵や戦術を駆使して敵軍を突破したり、自身の功績のアピールが上手かったため、順調に出世していきます。しかし、度々帝からの命令を拒否し続ける等、自分の意にそぐわないことに関しては徹底的に抗う姿勢を見せていました。
189年、それまでの皇帝が亡くなり、不正を働く宦官が政治を牛耳ろうとした際、それを防ぐために首都:洛陽(らくよう)へと進軍。諸将とともにこれらを討つことに協力しました。その最中、次期皇帝候補者を連れ出そうとする宦官を発見、殺害すると皇帝候補者を保護しました。董卓は、これを笠にして首都に駐留、軍事力を拡大していきます。
そうした中で、董卓に異を唱えた丁原(ていげん)という武将がいました。董卓は丁原を殺害しようとしましたが、丁原には古今無双の猛将:呂布が部下にいたため容易に手を出すことができません。そこで董卓は、あの手この手で呂布を勧誘、結果として丁原を裏切らせて殺害させることに成功します。
呂布という、天下一の武器を手に入れた董卓の野望は更に増長。前述した皇帝候補者を正式に皇帝とし、自分に逆らう勢力を都から排除。更には富豪の家を襲って金品を奪ったり、村の祭りを楽しむ人々に乱入してその全員を殺害する、自軍の兵士に女官を襲わせる等、恐ろしい蛮行を繰り返すようになりました(な、なんてやつだ・・・”(-“”-)”)。
これを重く受け止めた全国の諸将は、覇王:曹操の檄文により奮起。190年、名門出身の袁紹を総大将として反董卓連合を結成し、攻め寄せました。さすがの董卓も連日の侵攻に耐え切れず、皇帝を連れて撤退することとなりました。その際、歴代皇帝の墓を暴いて財宝を盗み出した上、都に火を放ち宮殿や民家を焼き払いました。それまで住んでいた民たちは路頭に迷い、追ってきた全国の諸将らは焼け落ちる首都:洛陽を見て愕然としました。その後、反董卓連合も董卓を討たずして実質解散してしまいます。
董卓は都を長安(ちょうあん)に移していましたが、相変わらず善政を敷くことはなく、むしろ暴虐さ・非道さは増していくばかりでした。貨幣の価値を下げる、反抗者や捕虜に対する拷問や排除等を行い、恐怖で人を支配していきました。
この頃、董卓には信頼する部下が2人いました。鬼神:呂布と大臣:王允(おういん)です。その中の1人、王允は普段董卓に従いながらも、腐敗する政治を憂いていました。ある時、些細なことから董卓の怒りを買ってしまった呂布に王允は近づき、董卓を暗殺する謀略を持ちかけました。日頃から不満を抱えていた呂布はこれに乗り、ついに実行されることとなりました。
董卓は皇帝の快気祝いのために呼び出されました。部下に入門を断られた董卓が怒り、呂布を呼び出したところ「董卓!皇帝の命令により貴様を処刑する!」と剣を抜かれて斬殺されました。非道なる王の最期は、部下に裏切られての死という形で幕を閉じたのです。この事件後、董卓の縁者はことごとく粛清されたといわれています。
エピソード
・三国志正史作者は「董卓は、心がねじ曲がっており残忍かつ暴虐非道であった。おそらくこれほどの人間はいないだろう」とまで酷評しています。
・董卓の身体は肥満体であり、死後に兵士が董卓のへそに火をつけたところ、体中の油が多かったため数日間も燃えたといわれています(うえええ・・・(´゚д゚`))。
・董卓は悪逆非道でしたが、昔から嫌いだった武将が謝ったときには許し、自分のもとから離れようとした若者に対して「君は、儂の去年亡くした息子と同じ年であるのだ。どうして今、儂の元を去ろうとするのか」と言って止めたという話もあります。
私 見
古今東西、これほどまでに悪逆非道を尽くした武将は中々出てこないのではないでしょうか。ただ、もしかしたら若いときは圧倒的な武勇とカリスマ性を持っていたのかもしれません。部下がある程度最後まで残っていたことからも、何らかの魅力があったとも感じます。
董卓の長所は、
・優れた武勇をもち、実行力もあること
・自分のしたいことに貪欲であること
短所は、
・人の心を顧みず、悪逆非道の限りを尽くしたこと
・歴史ある都を焼き払い、多くの人々を不幸にしたこと
こんなところでしょうか。いやはや、良い部分を探したものの現状ではこれといって何も発見することができませんでした。しかし、この武将の死後、劉備や曹操、孫権が台頭して活躍することになり、歴史を語る上では欠かすことのできない人物であることは確かです。
さて、いかがだったでしょうか。皆さんの人生に役立つことはありましたか?
この記事を読んだ方々に幸福が訪れますように!!
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