伊達の懐刀!片倉小十郎とは!?

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さて、今回は独眼竜:伊達政宗を支えた智将をご紹介いたします!その生涯を一緒に学んで、人生のヒントを見つけていきましょう!!

片倉小十郎:信長の野望シリーズより

「政宗様を支えることこそ、我が使命なり!」

英雄名

片倉小十郎(かたくら こじゅうろう)

本名:片倉景綱(かたくら かげつな)

生 涯

一般に広く知られている片倉小十郎の「小十郎」とは片倉家の当主が代々名乗っていた通称であり、本名を景綱といいます。ただ、これ以後の文章は認知度の高い小十郎で統一していきたいと思います。

小十郎は1557年、山形県米沢にある八幡神社の神職の家に生を受けました。幼くして両親を亡くしてしまいますが、伊達輝宗(政宗の父ちゃん)に才能を見出されて、小姓として伊達家へ仕えることとなりました。

小十郎が19歳のとき、伊達家重臣の推薦を受け、当時9歳だった伊達政宗の補佐役となりました。政宗は天然痘という病気によって右目を失明、更に眼球が飛び出しているという異様な風貌であり、周囲からも陰口をたたかれる有様。政宗もそんな周囲からの目線と自身のコンプレックスに押し潰され、無口で暗い性格になっていました。この状況をみた小十郎は、政宗を医者の所へ連れて行くと、潰れた眼球を自身の小刀で取り除くという当時の家臣としては考えられない行動に出ます(ひええええ( ゚Д゚)💦)。しかし、これを契機に政宗は自身のコンプレックスを跳ね除け、快活な性格に変わったと伝わります。つまり、小十郎は主人である政宗の不安要素を察して取り除いてあげたということですね(やり方が正しいかどうかは・・・あえて触れません)!

また、戦場において政宗が敵を深追いしすぎて逆に囲まれてしまったときにも、機転を利かせた小十郎は「私こそ伊達政宗である!」と叫び、敵を一挙に引き付けて窮地を救ったとも伝わります。

眼のことといい、戦場でのことといい、小十郎の政宗に対する忠義は並々ならぬものがあったのでしょうね。

当時の奥州(現在の東北地方)は、いくつかの勢力が割拠しており、戦争が絶えませんでした。輝宗が隠居し、政宗が正式な伊達家の当主となると、小十郎は政宗の右腕(もしくは右目?)として更に抜群の働きをしていくこととなります。

小十郎は、「智の小十郎」の異名をとる智将ですが、武術も堪能であり、政宗が対抗勢力と真っ向勝負した「摺上原(すりあげはら)の戦い」では、先陣を勤めて武勲を立てたといわれています。この戦いの後、政宗は家臣団の身分を区分けした封建体制を用い、家中をまとめあげていくことにしました。

小十郎の片倉家は、区分としては伊達家「一門」の身分ではなく次席の「一家」ではありましたが、政宗にとって小十郎が大切な存在であることは変わりなく、他家からも政宗の懐刀(第一の家臣)として認知されていました。

小十郎の補佐もあり、奥州の大半をまとめあげた政宗ではありましたが、人たらしの天才:豊臣秀吉の天下統一が間近に迫っており、伊達家にも「小田原征伐」への出陣要請が送られてきました。

これに従うことは即ち、さR・・・秀吉に屈したこととなることから、家中では反対派と賛成派に分かれて議論が行われましたが、小十郎の「世の中の流れを冷静に見定めた結果、要請に従う方がよろしいでしょう」という言葉によって、政宗は出陣要請に従うこととなります(まぁ・・・遅刻しちゃうけどね( *´艸`))。

その生涯において、政治・軍事両方で活躍し、政宗の絶大なる信頼を獲得し続けた小十郎でしたが、病には勝てず1615年に59歳で亡くなりました。

逸 話

・知略、武勇が優れていたことに加えて、笛の名手でもあったと伝わります(勉強できてスポーツできて楽器も上手い・・・ぐぬぬ(‘Д’)三国志でいえばこの人か!?)

・20歳離れた姉:喜多がおり、このお姉さんも大変素晴らしい人であったといわれております

・豊臣秀吉も小十郎の才能を買ってヘッドハンティングを試みましたが、政宗への忠義を理由に断られてしまいます(他にもいたな、スカウトされた人w

・政宗に実子がいないときに、小十郎に息子ができたとき、「政宗様より先に後継ぎができてしまったことは、家臣の恥。生まれた子供は殺すべきだ」と発言。政宗はこれを慌てて止めました。ちなみに、この子供は片倉重長といい、後に「大阪の陣」で大活躍します(殺さなくてよかった・・・( ;∀;))

・「関ケ原の戦い」に関連して親類である最上氏と上杉氏が戦ったときには「上杉方に味方してまず最上氏を倒し、疲弊した上杉氏も倒せば両方の国を得られますな」という奇策も提案しています。その発言も、政宗の潰えぬ天下統一への野望を感じ取った小十郎ならではのものであると伝わります

片倉小十郎:信長の野望シリーズより

私 見

その生涯を政宗を支えることに費やした小十郎。そして、その能力に絶対の信頼を置いている政宗。戦国でも屈指の素晴らしい友情・主従関係であると思います。ゲーム等では、クールな2枚目キャラであり、非常に人気が高い人物でもありますよね。

小十郎の長所は、

・文武に優れ、周囲の状況を冷静に判断できること。

・折れることのない忠義をもっていること。

短所は、

・忠義が高すぎて、たまにサイコパスになること。

・策略の中には、主人の親族であろうとも滅ぼそうとするものさえあること。

こんなところでしょうか。多少苛烈な言動もありますが、補佐役としてこれほど優れた人物はまず、いないと感じます。現代で秘書になれば、スケジュール管理から体調管理まで徹底してやってくれるかも!?( `ー´)ノ

さて、いかがだったでしょうか。人生に役立つことはありましたか?

この記事を読んでいただいた方に幸福が訪れますように!!







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