皆さん、こんにちは!こんばんは!うまぽよです!
今日もご覧いただきまして誠にありがとうございます!!
さて、今回も日常の様々な場面に使える孫子の兵法を一緒に学んで、人生を豊かにするヒントを見つけていきましょう!!
竹中半兵衛:信長の野望シリーズより
「どれ、今日もゆるりと学びますか。」
考案者
孫子(そんし)
説 明
①「相手を殺してしまうことは、物事を深く考えず怒りに駆られた結果である。敵の物資をも、うまく利用することは、冷静に物事の利点を判断している結果である。」
<現代では?>
相手を自分の憎しみや怒りで殺してしまうことは、戦争であれば当然のことと思えるかもしれませんが、ここで孫子は少し考えなさいと言っています。
私情を捨てて、相手の力を冷静に分析し、それをうまく取り込んで、相手を味方に引き入れることを考えましょうと。
乱世で例えれば、敵の戦車といった物資を手に入れた場合、味方の旗を付けるとと同時に、敵兵も大切に扱い自軍の兵として取り込むようにせよということです。それを何回も繰り返せば、戦うたびに自軍は凄まじい戦力を手にできるということですね。ううむ、孫子さん、やりおるわ。
では、現代のビジネスシーンではどうでしょう?敵の力を取り込む・・・企業のM&A(企業買収・合併)に例えられる気がします。敵対関係にある相手会社を吸収した場合でも、相手側の技術や社員さん達を大切に扱い、友好的なM&Aを図ることで組織が一段と強くなっていくことに繋がるというわけです。もちろん、同業種の場合でも同じことがいえます。
また人間関係においても、対立する意見が発生した時、それを叩き伏せるだけが解決方法ではなく、相手の優れている部分をもうまく取り込んで、味方にできてこそ最高の解決方法といえるかもしれません。
要するに、相手を「倒す」のではなく、うまく「取り込む」ことを考えよう!ということですね!!
②「互いに憎みあう関係であっても、同じ船に乗って河を渡ろうとして、嵐等に遭遇してしまえば、まるで左右の手のごとく連携して助けあうことだろう。」
かなり有名な四字熟語「呉越同舟」の一節でございます。
人間というものは、そうせざるを得ない状態となれば、当初の人間関係なんて関係なく動くものだということ教えています。つまり、人を動かすには、そうせざるを得ない状況にあえて置くことが有効打になる場合があるということです。
例えば、大人の方は少し昔を思い出してみてください。小学校や幼稚園の時、それほど仲がいいわけでもないクラスメートでも、運動会等で相手チームに負けたくないと本気で思った時、特に意識しなくても、お互い協力したということはなかったでしょうか。
大人になると、なかなかそうした機会もなくなるわけですが、会社全体で目標に取り組んでいるとき、問題が現れたり、期限が迫ってくる様な状況では、普段の人間関係など気にしないでも勝手に互いが協力し合っている、ということは経験があるかもしれませんね。
また、会社でレクリエーション等がある場合は、ランダムにチームが編成され、様々なことを楽しむことがあるかもしれません。それには、普段なかなか協力し合えない者同士を組ませることで、組織の連携を強化する管理職の狙いが隠されているのかもしれませんよ?(*^。^*)
人間関係が最悪な人、とまではいかなくとも、普段のコミュニケーションが少ない人であったり、近づきにくいと感じていた人と協力して物事にあたることで、急速に距離が縮まって、仲良くなれるということは十分に考えられます。
人をいかに動かし、その気にさせ、行動させるのか。孫氏は、はるか昔にそれを説いていたのですね!
要するに、共通の目標や期限等があれば、ライバル同士でさえも協力し合える!ということですね!!
さて、今回はここまで!皆さんの人生に役立つことはありましたか?
この記事を読んでいただいた方に幸福が訪れますように!!