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さて、今回は蛇神様シリーズ第2弾、白蛇様を祀るこの神社をご紹介いたします!
神社名
霞神社(かすみじんじゃ)
御祭神
・大己貴命(おおなむちのみこと)
・少彦名命(すくなびこなのみこと)
・保食命(うけもちのみこと)
御神徳
商売繁盛、縁結び、金運 等
説 明
霞神社の祭神は、大己貴命(だいこく様、開運神)、少彦名命(薬神)、保食命(稲荷神)の三柱であり、昔から畜産や農業、商売繁盛に縁結び等の神様として信仰を集めてきました。この地域の蛇信仰の中心地としても知られております。
祭神の神々は、それぞれが福の神としても知られている神様でございます。金運と深いつながりのある白蛇様の存在とともに、南九州でも有力なパワースポットとして知られている当社は、霧島山周辺における強力な金運上昇の祈願で人気を集めております。
霞神社:奥の院の神蛇祠に祀られている白蛇様は、古くから御神体である山頂の磐座(いわくら)に棲む「五色の蛇(保護色のため色を自在に変えるということからこの名前で呼ばれるそう)」と伝えられています。
薩摩藩が編纂して1843年に刊行した”三国名勝図会”によれば、「五色の蛇ありて、岩の隙間に棲む、これを神と崇めて、霧島六所権現の神使なりといへり、故に六所権現に参詣する者は、必ず茲(ここ)に参詣せり」とあります。
加えて、参詣に訪れる者が白蛇の姿をみることができれば、「神の縁を受けて、幸せになれる」と大いに歓喜したとも書かれております。
白蛇様とは、体長30cmほどで今でも実際に生息しており、境内では岩の隙間をのぞきこむ参拝者の方々の姿もみられます。
しかしながら、決まった時間に姿を見せるといったことはなく、現れても数日や数週間でまた姿が見えなくなるそうでございます。そうした事情から、神社でも白蛇様の出現情報等は一切行っていないとのことです。白蛇様から直接「神のご縁を得る」のは自身の幸運が頼みとなりますから、参拝する方はその心づもりで訪れることが必要となりますね。
天孫降臨(簡単に言うと、神様が天から地上へおりてこられたこと)の伝承地としても有名な霊山である霧島山(霧島連峰)には、太古から山岳信仰が生じており、平安時代中期に天台僧:性空(しょうくう)上人により、霧島山周辺に6つの神社で構成される霧島六所権現が組織されました。それ以降、明治になるまで全山が山岳宗教の一大霊場の様相を呈してきました。
霞神社の白蛇様が、霧島六所権現の「神の使い」とされているのは、当社が悟りを得るために修行する人(修験者)の縄張りの一角に霊場として組み込まれていたことと深い関係があるようです。また、当社の名前も、中世において、「霞」と呼ばれた修験者の縄張りからきているともされております。
太古から神々の強力なパワーを受け、かつ白蛇様を実際に見ることができるこの神社、是非行ってみてはいかがでしょうか。
この記事を読んでいただいた方に、幸福が訪れますように!!
住 所
宮崎県西諸県郡高原町
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