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さて、今回は広島にあり2種類のえびす様、毛利家の先祖を祀る神社をご紹介いたします!その歴史を一緒に学んで、人生の活力にしていただければと思います。
神社名
胡子神社(えびすじんじゃ)
御祭神
・蛭子神(ひるこのかみ)
・事代主神
・大江広元公
ご利益
金運上昇、商売繁盛 等
説 明
この胡子神社には、蛭子神、事代主神、そして毛利家の始祖である大江広元公が三位一体となって”えびす様”として祀られており、非常に強いパワーをもっております。
特に、商売繁盛や福徳招来を授けてくれるとして、多くの人々に人気を集めているところでございます。
蛭子神と事代主神はどちらも七福神の「えびす神」と関係が深く、同神とされています。もともと恵比寿信仰については、大きく2つの系統がありますが、蛭子神は兵庫県の西宮神社を基とする系統のえびす様で、事代主神は島根県の美保神社を基とする系統のえびす様です。それを一緒に祀っているというのですから、美味しいところだけ持っているともいえますね!
神社によると、この2系統のえびす神を一緒に祀っている神社というのは全国的に見ても珍しいものであり、広島という土地が両県との交流が活発であったことから一緒に祀るようになったそうです。
毎年11月18~20日の間に行われる「胡子大祭」は、通称「えべっさん」として親しまれており、広島の3大祭り(他に住吉祭り、圓隆寺のとうかさん)の一つとして知られています。
この「えべっさん」の縁起物といえば「こまざらえ(熊手)」が有名であり、これは明治時代の鎮座300年祭以降に売り出されているもので、周辺の露店で購入したものを神社に持っていくと神主さんがお祓いをしてくれます。
胡子神社の創建についてですが、江戸時代の初期である1603年といわれています。天下分け目の”関ケ原の戦い”後、広島藩主となった福島正則が城下町を整備することに伴い、町の年寄役:銭屋又兵衛と大年寄:松屋太郎衛門が町内の繁栄を願って、現在の安芸高田市吉田町にある西光寺胡堂から「えびす神」を勧請したことに始まったようです。
その後、社前に市が立つようになって、町の名前も「胡町」と呼ばれるようになっていきました。それに加えて、安芸高田市吉田の群山城といえば、「毛利氏」を名乗り活躍した戦国の謀将:毛利元就の居城でございます(戦国ファンからしても熱い土地なわけですね!!)
藩の統治が福島氏から浅野氏の時代になると、胡大祭は広島城下でも主要なイベントとして発展し、以降1945年の原爆投下にも負けることなく、わずか3カ月後にバラックの仮社殿を建てて祭りが行われ(すごい速さ・・!)、現在に至っているのです。
恵比寿信仰の良いところを集め、更に災難にも負けることのない土地にあるこの胡子神社。是非訪れてみてはいかがでしょうか!?
この記事を読んだ方々に幸福が訪れますように!!
公式HP
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