主祭神
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
ご神徳
五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、開運招福、芸能上達、除災招福、安産
説 明
伏見稲荷大社は、全国各地に存在する「稲荷大社(お稲荷さん)」の総本宮です。創建は、奈良時代初期の元明天皇時代(711年)にさかのぼります。
全国に3万社以上あるといわれる稲荷神社の総本山であります!
主祭神は、稲の神様である「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」という女神様であり、なんと・・・キツネの神様ではありません( ゚Д゚)!?
日本は古来より稲作が盛んに行われてきた歴史から、その守り神として信仰されたことを起点として、山林、漁業、商工業、芸能等の様々な産業の守り神として発展していきました。
今日では、五穀豊穣、商売繁盛、学業成就等々、庶民の生活にとって万能な性格を持つ神社として多くの方々に親しまれています。
海外観光客の人気も非常に高く、年間1千万人以上が訪れる京都を代表する名スポットとなっています!(行くとメチャクチャ外人さんがいらっしゃる!!)
体験レポート
さて、実際に行ってみての感想でございます!
まずはアクセスについてですが、私は県外者なので電車で行きました。
稲荷駅を降りたらすぐに案内板があり、迷うことなく徒歩5分もしないで稲荷大社の門まで着くことができました。
参道には多くの外人さんがおり、国際色豊かな神社だなぁという感じでした。
門をくぐる際に一礼して入り、中に入って色々見学させてもらいました。
私が記憶に残ったのは、ベタですが、やはり「千本鳥居」です!
願いがかなったという人々から納められたこの鳥居は本数1万基ほどを数えるといいます。
参道に沿って建てられている鳥居は周囲の自然とのコントラストも素晴らしく、1歩1歩進むたびに願いを叶えてきた人々の感謝の気持ちと、自然のパワーを感じることができました!
また、途中に持ち上げて予想よりも軽ければ願いが叶うとされる、「おもかる石」も印象的でした(ちなみに、私が持ち上げたときは予想より、、、軽かったです(^_-)-☆)
時間に余裕がなく、残念ながら稲荷大社のすべてを制覇することができませんでしたが、また行ってみたいと思うスポットであることは間違いありません。
皆さんも京都を訪れた際には、是非時間に余裕をもった状態でいってみてくださいね!!(^^♪
逸 話
なぜ稲荷神社は、狛犬ではなくキツネなの?
通常、神社の石像といえば狛犬ですよね?
しかし、稲荷大社はもちろん、全国の稲荷神社にはキツネの像がいますよね!・・・なんでキツネさんが?(‘ω’)
諸説ありますが、田んぼの神から人間界へ遣わされてきたのが稲穂に似た姿をもち、田んぼの害獣であるネズミを食べるキツネを古来の人々がありがたがり、神聖化したのではないかといわれています。
稲荷神社関係のキツネは「眷属(神様・仏様になるための修行中のもの)」といわれる存在であり、神の力が一部備わっていることから時には神に代わって人々にご利益をあたえる、とてもありがたい存在なのです!スゴイ!!(^^)
稲作を主農業としてきた日本人の信仰の歴史が、狛犬ではなくキツネを稲荷神社の守り神としたのですね。
稲荷神社のキツネよく見てみて!!
さて、私も行った当時は全然意識しなかったのですが、稲荷大社の中のキツネさん色々なものを口にくわえ(または持ち)、子狐までいることがわかりました!
その意味合いは以下の通りです。
・稲束・・・「富」の象徴
・巻物・・・仏教経典の「祝詞」が書かれる
・鍵・・・・「米蔵」の鍵
・宝珠・・・思うがままに願いが叶う宝玉:「如意宝珠(にょいほうじゅ)」
・子狐・・・「子宝」の象徴
こうした細かい意味を持つキツネ達。皆さんも行かれた際は注意してみてみてくださいませ!(^^♪
公式HP
こちらからどうぞ!