学んで活かそう!孫子の兵法⑨

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皆さん、こんにちは!こんばんは!うまぽよです!

今日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます!

さて、今日も身近な場面でも使える孫子の兵法を一緒に学んで、人生に役立つヒントを見つけていきましょう!

上杉謙信:信長の野望シリーズより

「学びは己を助け、怠慢は己を滅ぼすものなり。」

考案者

孫子(そんし)

説 明

①「将軍が兵士たちを見る眼差しは、赤ちゃんに向けるように慈愛に満ちていなければならない。だからこそ、いざという時に兵士たちを深く危ない谷底へも率いることができるのである。加えて、その眼差しは自分の愛する子供たちに向けるようなものでなければならない。だからこそ、兵士たちは将軍とともに死ぬ覚悟をもって戦に臨むことができるのだ。」

<現代では?>

上司が部下に対して、関心や愛情、感謝を日頃から伝えていなければ、いざというときに部下が動いてくれるわけがありませんね。人の命や人権が今ほど尊重されていない時代の兵法であるのに、こうした教えを説いている孫子さん、やりますねえ!(*^^)v

心理学やその他様々な研究が進み、人々が「自分の価値」を認められたいという欲求が強くなり、またそれが満たされないと心の病等になってしまう現代。「私は褒められて伸びるんです!(←私ですw)」という人もいますね。繰り返しますが、今のような価値観がない時代に、上司は部下に愛情を持って接しなければならないという教えを説いているのです。

では、実際に現代のビジネスシーンを見てみるとどうでしょう。上司が部下に愛情を持って、充実したコミュニケーションを図っている例がいくつあるでしょうか。むしろ、職場の人間関係は薄く、坦々と仕事をこなすのみの職場がかなり多いのではないでしょうか。無関心というまではいかなくとも、相手に気持ちが伝わっていることは少ないように感じます。まさに、相手の存在や価値を認める「承認」の不足が蔓延していませんか。

上司の方は特に、相手を思っているなら伝えましょう、相手の価値を認めたのなら伝えましょう、実際に「伝える」という行動を起こしてみましょうということです。それを続けることで、部下は組織のために喜んで力になってくれるということを、なんと紀元前に教えてくれているのです。

家族や、仲間内であっても同様です。いつも一緒にいるのが当たり前、やってくれて当たり前とふんぞり返っていては、相手からの信頼を得ることはできず、場合によっては離れていってしまいます。「一緒にいてくれてありがとう」「手伝ってくれてありがとう」と心から伝えて続けてみましょう。きっと良い未来が待っていますよ。

要するに、自分を認めてくれる人にこそ、人は力を発揮してくれる!ということですね!!

 

②「兵士たちを逃げ道の無い窮地に投入すれば、全員が伝説の勇者のように果敢に戦うものである。」

<現代では?>

人間だれしも逃げ場がなく、絶体絶命の状況下に置かれれば、覚悟を決めて古代の英雄たちが乗り移ったように活躍するものだと孫子は教えています。現代でも使われる「背水の陣」とは、この言葉の応用でございます。

「背水の陣」とは、川を背にして自らの逃げ場をなくし、兵士たちに決死の奮戦をさせることを示します。昔の兵士のほとんどが農民兵であったため、戦意は低く、恐怖を感じれば逃げ出してしまいます。そのような兵士たちを本気にさせるには、こうした陣を敷いて覚悟を決めさせる必要があったのでしょうね。

現代でのビジネスシーンでも、やる気が感じられずに嫌々仕事をしている人がいるかもしれません。こういった人は、ある意味必死にならざるを得ない状況に置いてみるのもいいかもしれませんね(ただ、心の病等には気を付けること)。

また、少し応用して、仕事や私生活で失敗が連続して起きてメチャ凹んだ場合でも、人間落ちるところまで落ちたら、後は上がっていくしかないというマインドセットにも使えます(いいね!(*^^)b)

要するに、人間はやるしかない状況に置かれれば、超人的な活躍をみせるものだ!ということですね(但し、体や心を壊してはならない)!

さて、今日はここまで!人生に役立つことはありましたか?

この記事を読んでいただいた方に幸福が訪れますように!







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