その軍略に隙はなし!黒田官兵衛とは!?

更新日:

皆さん、こんにちは!こんばんは!うまぽよです!
今日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます!

さて、今回は天下人:豊臣秀吉が頼りにし、また非常に怖れた日本の名軍師をご紹介いたします!一緒に学んで、人生のヒントをみつけていきましょう!

黒田官兵衛:信長の野望シリーズより

「わが軍略のすべて、天下人のために。」

英雄名

黒田官兵衛(くろだ かんべえ)

生 涯

黒田官兵衛は、本名を黒田孝高といい、播磨(兵庫県南部)姫路城の城代だった小寺職隆の子として正を受けました。

小寺家は当時の姫路城城主の姓であり、父:職隆が賜り改姓していたものでありました。ですから、官兵衛も小寺を名乗っておりました。

16歳の官兵衛は、主君の側仕えとなります。また、若いときから才知に溢れていたので、22歳のとき父:職隆の隠居とともに家督を継ぐと、小寺家の筆頭家老と姫路城代を務めることとなります。

当時の播磨は群雄割拠のときで、守護職だった赤松家が衰退して毛利氏の支配化に入ろうとしていました。しかし、官兵衛は東で凄まじい勢いで頭角を表した織田信長を評価して、30歳のときに主君を説得して信長に謁見。親交を深めていき、その中で秀吉に引き合わされています。

その後、秀吉が「中国征伐」を開始すると、官兵衛は率先して自ら行動し、播磨の諸大名を次々と説得していき、その地域一帯は戦わずして信長の傘下に入りました(孫子の兵法でも、争わずして勝つことが究極の兵法であると説いています)。

しかし、ここで事件が発生、後方の支援を任されていた摂津の荒木村重が信長を裏切り、播磨と信長の勢力圏が断たれてしまいます。官兵衛は、また自ら説得役を買って出て村重の居城へ向かいましたが失敗し、地下に幽閉されてしまいます。官兵衛が救出されたのは、それから11ヵ月後のことで、この幽閉によって正常な歩行が困難になったと伝わります。

官兵衛が幽閉されている間、主君であった小寺氏を含めて播磨の諸大名は毛利家を支持して、離反が続いておりました。父や家臣たちは、信長軍として戦うことを決めていたため、救出された後に官兵衛は小寺姓を捨てて黒田姓に戻しました。

秀吉の専任参謀となった官兵衛は、その才能を発揮して反旗を翻した播磨勢を征伐したことで領地を得て大名となった後も、秀吉の西方征伐に随行して攻城戦や、宇喜多氏の懐柔等で益々活躍します。

信長軍は官兵衛の力のおかげで、順調に勢力を広げていましたが、ここでもまた一大事が。。。「本能寺の変」が発生したのです。

秀吉は評定を行うと、秀吉軍は急いで東へ戻り、裏切り者の明智光秀を討つことに決定しました。官兵衛は、毛利方の智将:安国寺恵瓊を説得して迅速に和睦を成立させた後、信長の敵討ちの戦である「山崎の戦い」に参加します。以後、柴田勝家や徳川家康との戦を通して、秀吉の勢力拡大に貢献し続けていきます。

しかし、秀吉はその智謀を次第に怖れていきました。自分が危険視されていることを察知した官兵衛は、隠居して名を「如水円清」とし、以後は「黒田如水」と称しました。

天下人:秀吉が亡くなって2年後の1600年、天下分け目の「関ヶ原の戦い」が発生すると、官兵衛は今まで貯めていた金銀を使って軍を集めると、独自に九州で活動を開始します。東軍についた加藤清正達と協力して、西軍の大名たちの所領をガンガン攻略して行きました。しかし、長引くと思われた「関ヶ原の戦い」がわずか1日で終了してしまったことから、最終的には徳川家康に従うことを決めました。

その後の1604年、59歳にて亡くなりました。

黒田官兵衛:信長の野望シリーズより

エピソード

・秀吉が官兵衛の智謀を怖れた原因は、本能寺の変が起こった際に「殿、御運がひらけましたな。天下獲りの好機ですぞ。」と進言したことからはじまったとする説がございます。

・関ヶ原の戦いの裏で、官兵衛は九州を支配して自勢力の基盤として固め、中央の戦いで勝利した大名家と一大決戦を行いたいという壮大な計画があったとされています。

・妻の光(てる)との仲は良く、晩年まで協力して質素ながら欲とは無縁の生活を送ったとされています。

私 見

使用する軍略は凄まじく、人に仕えても、晩年のように自分で動いても活躍できるその能力は素晴らしいものがあります。家臣団も「黒田二十四騎」と呼ばれる精鋭集団をもち、まさに隙なしの構えですね。

官兵衛の長所は、

・神算鬼謀の軍師であり、自ら行動し結果を残していること。
・時勢を読む事に長けており、秀吉・家康の天下を支えたこと。

短所は、

・目的達成のためには、冷酷な判断も平気でできること。
・晩年にして、自分の実力を関ヶ原の勝者と戦うことで試そうとしたこと

こんなところでしょうか。長所が際立ちすぎて短所は無理やり探した感じです。天下の平定のために自分の知略を発揮し続けたその生き様、格好いいです!

いかがだったでしょうか。人生に役立つ部分はありましたか?

この記事を読んでいただいた方に幸福が訪れますように!!







-生き方, 自己啓発, 智将, 戦国武将, 黒田官兵衛

Copyright© うまぽよのパワースポットと自己成長研究所 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.